原状回復とは、退去時と入居前の部屋の状況を確認し、入居中に汚してしまった箇所や傷つけてしまった場所などを修復し、入居前の状況に戻して貸主（賃貸人）に返す義務の事を言います。
1人暮らしをしていた方がお亡くなりなった場合、ご遺族様は賃貸契約を解除し、部屋を原状回復してから家主に返す必要があります。

しかし、亡くなられたことに長期間気づかなかった場合、ご遺体が腐敗し腐敗臭や体液が流れ出し、部屋が汚染されてしまいますので、特殊清掃でも汚れや臭いを完全に取り除く事が難しくなります。
その場合、天井や壁紙を張り替えるなどのリフォーム作業が必要になるケースがございます。床下まで汚染されている事がほとんどの為、便器等の解体や壁紙、床材の張替えが必要になります。浴室で亡くなっていた場合は、ユニットバスやタイルの改修工事が必要になる場合がございます。

どれぐらいの予算で、どこまで家主様が原状回復をするのか?
当社ではトイレや浴室のリフォーム工事も対応可能ですので、ご相談出来ればと思います。

孤立死でご遺体が長期間放置された状態にあった現場では腐敗臭が充満し、天井や壁紙に匂いが染み付いて、通常の特殊清掃では脱臭出来ない事がございます。
その場合、天井や壁紙を張り替えるなどのリフォーム作業が必要になるケースがございます。
また、体液が床下まで染み込んでいる場合、床下の汚染箇所を特定し、除菌・消臭作業を行い床材を張り替える事が必要になる場合がございます。

通常の特殊清掃では消臭出来ないと判断した場合、どれぐらいの予算で、どこまでの原状回復を希望しているのか、リフォーム工事も視野に入れご相談出来ればと思います。
トイレで亡くなっていた場合は、空間が狭いので、汚染が進んでしまいます。
床下まで汚染されている事がほとんどの為、便器等の解体や壁紙、床材の張替えが必要になります。
浴室で亡くなっていた場合は、ユニットバスやタイルの改修工事が必要になる場合がございます。