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Q

遺品整理をするときの注意点とは

質問 先日父が亡くなりました。すでに母は他界しており、父はずっと横浜の実家で一人暮らしを続けていて、幸い亡くなるまでは特に重い病気もしないで頭がボケることなく、最後は脳出血で旅立ちました。
担当してくれた医師から聞きましたが、おそらく苦しまないで逝ったと思うと聞いて安心しました。
実家は私たち子供3人で相続することになり、現在財産の整理をしているところですが、遺品で金目もものもやはり財産に含まれるのですよね?そうだとすればどんなものが相続税対象になるのでしょか?他にも遺品整理を行うときに注意しなければいけないことがあれば教えてください。
yajirusi
A

相続財産に該当するものはたくさんあります


遺品は、遺産と形見と不用品の3つに分類され、遺産は金銭的価値のある遺品のことです。
形見は、金銭的価値はないけど故人の思い出が詰まっている品で、遺族が残しておきたい品です。
不用品は金銭的価値がなく、処分してもよいもので、ゴミに出したり専門業者に回収して廃棄したりするのが心苦しい場合は、お焚き上げなどの供養をすることをおすすめします。
相続税に関わるものは遺産で、現金や通帳、不動産、株券、ゴルフ会員権などの他にも、自動車、家財、船舶、宝石、貴金属、美術品など多くのものが含まれます。遺産を形見分けしたり相続税の対象にしなかったりすることはしてはいけないので、くれぐれも注意してください。
遺品整理では、その他にもいろいろな注意点があります。
相続税以外にも、遺産に関する手続きはいろいろあって、期限が定められているものも多いため、そのような重要な手続きは最優先に行いましょう。
故人の銀行口座の引き出しは、相続人全員の承諾がないと行えなくて、時間がかかる場合もあります。贈与税の支払いなどで現金が必要なるようなケースでは、早めに手続きを行う必要があります。
最近では高齢者でもスマホやパソコンなどのデジタル機器を使用しているのが当たり前なので、遺品整理をするときには個人情報の流出にも注意しなくてはいけません。安全のため完全にデータを消去し、故人のプライバシーにも配慮してあげましょう。
遺品をゴミとして処分するときには、ゴミ出しルールにきちんと従うことも大事です。エアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機の4品は家電リサイクル法の対象となっていて、処分するにはリサイクル料金がかかるので、その点にも十分な注意が必要です。
いずれも専門業者に任せれば問題はありません。
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