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遺品整理とは具体的にどんなことをするの?

質問 遺品整理とは、故人が残して遺品を処分することだと思うのですが、具体的にはどんなことをして、何に注意すればよいか教えてください。
アパートやマンションに故人が住んでいたなら急いで遺品を処分して部屋を空き渡さなければいけませんが、同居していた家族が亡くなり、特に急ぐ必要がないなら、遺品整理はしなくてもよいわけですが、それでも遺品整理を早めに行った方がよいなら、その理由も知りたいので、ご回答をよろしくお願いいたします。
yajirusi
A

財産相続の手続きをする場合は注意が必要です


遺品整理とは、故人が生前所有していた全ての物を片付ける作業のことで、具体的にはカタチある物品一つひとつについてどのように処分するかを判断して物理的に物をなくしていく片付け作業のことです。
しかし、ただ物を捨てるだけと考えて無計画に作業を行うと、後悔したりトラブルに巻き込まれたりすることにもなりかねないので、十分な注意が必要です。
遺品整理をただの不用品の処分作業や清掃だと思っていれば、それは大きな間違いです。遺品の中には遺書や現金、預金積調、証券類などの貴重品が含まれていることもあり、遺族がそのことを知らないケースも多いです。
貴重品の中には相続に関連するものも多くあるため、勝手に処分してしまうと他の相続人と揉めてしまうこともあるのです。相続人でなくても、故人が他の親族や友人などの親しかった人たちと、形見分けの約束をしているようなこともあります。
相続に関係がなくても、そのような物を処分して争いごとになった事例はたくさんあります。
財産相続の手続きをする場合は、死去から10カ月以内に申告をしなければいけないため、早めに遺品整理をして手続きを終えなければいけません。
また、遺品は他の不用品と同じように、長く保管すればするほどその価値を下げることになるため、買取に出すなら早めの方がよいです。ブランド品などは古いモデルだと買い手がつきにくくなり、家電などは製造から5年を過ぎれば価値がなくなってしまいます。
また、遺品整理を後回しにすると、遺族の年齢も上がっていきます。そのうちやろうと思っていても、高齢になると結局手を付けられなくなって、家の中が不用品だらけになってしまう恐れもあります。
遺品整理は体力的にも精神的にも大変な労力を使う作業であるため、なるべく若いうちに行うことをおすすめします。
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