遺品整理業者を選ぶポイントとは?
先日横浜の実家で一人暮らしをしていた母が亡くなり、家を売却する予定はないのですが、49日も過ぎたので、家の中の片づけをして最終的には専門の業者に遺品整理をお願いしたいと思っています。 遺品整理を依頼するのは初めてで、正直どこに頼んで良いか分かりません。周りに聞いても遺品整理業者を利用したことがないので困っているのですが、適当にインターネットで検索して選んでも問題はないでしょうか? 遺品整理業者を選ぶポイントがあればぜひ教えてください。 |
悪徳業者だけは絶対に利用しないでください
遺品整理業者の数は最近どんどん増えてきていますが、全てが安心して利用できるということではありません。 その中には適当な仕事をして法外な料金を請求してくる悪徳業者も混じっているので、そのような業者だけは絶対に利用しないように注意してください。 遺品整理業を営むために必要な資格はありませんが、「遺品整理士」が在籍していれば、大きな安心材料になります。遺品整理士は、一般社団法人遺品整理士認定協会が発行している資格で、資格を得るには2ヶ月程度の講座を受講して、遺品整理士としてふさわしいと判断されなくてはいけません。 遺品整理業者の中にはこの資格を得ずに営業しているところも多いので、最低限資格があることを確認したうえで依頼することを推奨します。 不用品の回収と比較すると、遺品整理にかかる料金は高めに設定されていて、一軒家でたくさんの遺品がある場合は数十万円単位の料金が掛かることもあります。それなのに、適当な見積りをするような業者は、たとえ悪徳業者でないにしても信用できません。 きちんと現場を訪れて、丁寧に家の中を見て回り、遺品や不用品の状態や数を確認して、追加の出ない見積書を提出してくれる業者に依頼しましょう。現場も見ないで電話口で金額を提示してくるような業者には依頼しない方が良いと思います。 見積書には明確な記載があるか確認しましょう。作業内容や各項ごとの料金表示があることもチェックポイントです。 遺品や不用品の買取をしてもらえるなら、遺品整理代を抑えることができるので、買取サービスに対応していることも大きなポイントです。 電話の受け答えや見積りしてもらっているときの対応の丁寧さや言葉遣いも、優良業者であるかどうかの大きな判断材料なので、対応や接客に不信感を持った場合は、候補から外した方が良いと思います。 |