相続放棄するなら遺品整理はできないって本当?|遺品整理を横浜でお探しなら是非ご相談ください。

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Q

相続放棄するなら遺品整理はできないって本当?

質問 横浜のアパートで一人暮らしをしていた兄が亡くなりました。兄は一度結婚しましたが、浮気が原因で離婚して、その後はずっと一人で暮らしていました。
兄とはたまに連絡を取り合う程度の関係で、離婚後誰か付き合っていた人がいたかどうかは把握していませんが、再婚していないことははっきりしています。子供もいなくてすでに両親も亡くなっていて、親族は私しかいません。
兄が住んでいたアパートの保証人に私がなっているわけではありませんが、兄が亡くなって部屋の中を片付けて欲しいと大家さんから私のところに連絡がきました。
さすがに私しか兄が住んでいた部屋の片づけをする者はいないで、専門業者に依頼して遺品整理をしてもらおうと思ったわけですが、妻からこのような場合遺品整理をしてしまうと相続放棄ができなくなってしまうこともあるので、先に兄に借金がないか確認した方がよいと言われました。
妻がどうしてこのような事情に詳しいか不思議でしたが、以前親友のお兄さんが同じような状況になってトラブルに巻き込まれたことがあったと聞いて納得しました。
相続放棄するなら遺品整理はできない、しない方がよいというのは本当なのでしょうか?

yajirusi

A

遺品整理すると相続放棄ができなくなる可能性があります

遺品整理を行ってしまうと相続することを認めたことになって相続放棄ができなくなる可能性があるので、賃貸アパートの遺品の処分も安易に行わない方がよいです。
アパートに住んでいた住人の家族でも、相続放棄した場合は賃貸契約を解除することができませんし、相続を放棄した後に賃貸物件の契約を解除できるのは、故人の財産を管理する相続財産管理人となります。
たとえ賃貸物件のオーナーである大家さんにせかされたとしても、相続放棄した人が勝手に遺品を処分してしまうと、相続放棄を取り消されてしまう場合があるので注意が必要です。
このように、遺品整理してしまうと遺産の相続を認めたことになるため、遺品整理には関わらない方が無難です。ただし、今回のように離れて暮らしていないで同居していた場合などは、故人を偲ぶ品やよく着ていた服などの経済的な価値がないと判断できるものなら、形見分けとして遺品を受け取る程度なら特に問題になることはありません。
貴金属や美術品、骨とう品などの価値が高いものはプラス財産とみなされるので、くれぐれも手をつけないようにしましょう。

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