いつか遺品整理をするときに必要な準備とは？
| 先日横浜に住む叔父さんが亡くなりました。 叔父さんは早くに奥さんを亡くしていて、子供もいなかったので、兄である父が喪主となり私たち兄弟と従妹たちが手伝って無事葬儀を終えることができました。 その後叔父さんが住んでいたマンションの部屋を父と母と私たち兄弟で片付け、最終的に遺品整理業者に任せることになったのですが、はじめて遺品整理をやってみて、それがいかに大変なのかが分かりました。 まだ父も母も元気で、当面遺品整理をする状況にはならないと思うのですが、とは言えいつかはそのときはくるので、今から準備はしておいた方が良いと思いました。 そこで質問ですが、遺品整理をするときになって精神的にも肉体的にも疲れないようにするために事前にとれる対策があればぜひ教えて欲しいです。 今回は最終的に遺品整理業者にお願いして、大半の作業はやってもらいましたが、それでも遺品整理の辛さは十分に実感した次第です。 |
生前整理をしておくことをおすすめします
| いざというときの遺品整理を楽にするには、生前整理をしておくのが一番の対策と言えます。最近では終活を早めに行う人が増えていて、生前整理を50代、60代から始める方も多くみられます。 生前整理は自分で行うものというイメージをお持ちの方も少なくないようですが、親御さんだけでは体力的に難しく、自分たちではなかなか動こうとしないケースも珍しくないため、お子さんの側から働きかける必要もあります。 中には生前整理をした方が良いと言われて気分を害す方もおられるようですが、今回は親御さんも遺品整理の大変さを体験したことだと思うので、話はしやすいと思います。 親御さんが現在どのような暮らしをしているかが分かりませんが、遺品整理の中で最も処分が大変なのは空き家などの不動産なので、もしも不動産を所有しているなら、親御さんに住み替えを提案して、それを手伝うことも、将来の遺品整理を楽にできるおすすめの対策です。 例えば横浜に実家があって、親御さんが亡くなった後にそこに誰も住む予定がないなら、持ち家を手放して賃貸マンションなどへ住み替えするという選択肢もあります。 住み替えをすればそのときに家の中の不用品を処分できることになり、自然に生前整理ができることになります。もちろん、無理に住み替えをする必要はなく、あくまでも生前整理を楽にする一つの対策です。 |
